記事一覧

なごや環境大学第五回共育講座

わたしの「ウ○コ」はどこへ行くの…?
そんな疑問に答えるため、山田組のなごや環境大学第五回共育講座は、平成22年10月2日(土)に名古屋市上下水道局「打出処理場」で開催されました。

ファイル 18-1.jpg

威風堂々の門構えです。

場  所 中川区中須町122
敷地面積 69.982m2
処理区域 中川・港・中村各区の一部
処理人口 13.900人
処理能力 一日255.000m3
放流河川 庄内川
運転開始 昭和50年

当講座では恒例となりました、受講生による環境講座。
今回この講師を務めて頂いたのは、なごや中川災害ボランティアネットワークの方々です。

ファイル 18-2.jpg
左:講座の開始に当たり引率者の伊藤君和さんから挨拶がありました。
参加者は12人です。
右:お休みにもかかわらず、所長さんと担当幹部の方が施設の概要について説明していただきました。

家庭や工場から流れてきた汚水は沈砂池に入り大きなゴミや砂などを取り除きます。

次ぎ最初沈殿池へ、ここで細かいごみや泥を沈め反応タンクで微生物と空気の力を借りて吸収・分解して最終沈殿池において消毒し上澄み水を庄内川に放流します。

ファイル 18-3.jpg
左:これが沈砂池、くさい、まさに汚泥という感じ。家庭や工場からの排水はここに集まられます。あなたの「ウ○コ」もこの中に?
右:巨大なポンプです。その迫力に圧倒されます。

ファイル 18-4.jpg
左:最終沈殿池から流れ出る「うわみず」です。
無色透明さわやかな水です。
右:コントロールルームです。
職員が常駐し、24時間365日休みなく活動しています。


施設見学のあと参加者は、「節水に努め公共施設の負荷を軽減しよう。」「何でも下水に流すのはやめよう。」「ふろ水を有効に使おう。」などと話し合っていました。

ファイル 18-5.jpg
おにぎりと漬物ですが、(株)山田組の3階会議室で楽しい昼食です。

この後、300年続いている「戸田まつり」の見物に出かけました。
祭りは一の割から五の割の各神社で行われています。歴史のある祭礼であることから伊藤講師が戸田検定(55問)を作られその解説もしていただきました。

有意義で中身の濃い環境大学でした。