対象は同校の4年生の子どもたち53名。タイトルは「環境にやさしいまちづくり」、3限~4限の途中お休みをはさんで90分間の授業でした。
最初の40分は「環境ってなに」「地球温暖化って」「生物多様性とは」といった基礎的内容を子どもたちにも分かる形で進めました。なかでもグーグルアースを使った「ここはどこ?」クイズでは、子どもたちの通う穂波小学校が地球の上に載っていることを視覚的に体験して、「環境って、地球のこと」「環境にやさしいって地球の仲間たちの命を大切にすること」を一緒に学びました。
後半は「まちづくり」に焦点を当てて、世界各地で進む環境に配慮した街づくりの実際を多くのスライドを使って鑑賞しました。これらのまちに対して「名古屋のまちは?」の問いかけには、「車が一杯」「みどりが少ない」「ビルに囲まれている」などの発見が発表され、最後に「なごやをこんなまちにしたい」という子どもたちの夢を語り合って締めくくりにしました。
この日の授業は保護者の皆さんにも開放する形で行われ、多くのお父さんお母さんらが楽しく授業に参加してくれて、終始なごやかに進めることができたことを、改めて感謝します。
子どもたちの中から、未来の「まちづくりびと」が誕生することを願わずにはいられません。